クローサ(台風10号)の意味と由来が知りたい!
台風の名前には様々ありますが台風10号にはクローサという名前が付けられています!
クローサの意味はカンボジア語で「鶴(つる)」という意味らしいのですが、カンボジアの鶴って日本の鶴と違うの?
まさかのクローサの姿を画像で比較してみましょう。
そして、実は現在カンボジアのクローサがピンチだった!
台風10号の意味や由来を紹介します。
クローサ(台風10号)とは、意味と由来
上でも説明していますが台風10号はクロースという名前で意味はカンボジア語で「鶴」でした。
由来はカンボジアで鶴という鳥が大切にされているかららしいですが、もしかして国鳥に指定されている?
そう思ってカンボジアの国鳥を調べましたが、鶴どころか国鳥は指定されていませんでした。
ちなみに、日本の国鳥は「キジ」ですね。
記事は桃太郎のパートナーで昔から日本人には身近な存在なのかもしれません。
今ではカラスや鳩、スズメの方が身近に感じますが…
台風10号がクローサで意味が鶴だということはわかりましたが、なぜ日本の台風の名前にカンボジア語が付けられているのか疑問に思いませんか?
実は台風の日本の名前を決めているのは、台風委員会という14カ国が加盟する政府組織で、加盟している各国がそれぞれ考えた台風の名前を採用しているのです。
西北太平洋や西シナ海で発生する台風の防災を目的とした政府の組織。日本を含む14か国が加盟。
つまり、今回の台風10号がクローサという名前になっているのは日本だけでなく台風委員会に加盟している14カ国全部共通なんですよ。
ですから、大体の台風の名前は日本語ではないためみなさん台風の名前の意味をわからないまま呼んでいることが多いんですよね。
台風10号のクローサとはカンボジア語で鶴ですから、知らない人がいたら教えてあげてくださいね!
クローサ(台風10号)が意味する鶴とは?
では台風10号・クローサが意味するカンボジアの鶴とはいったいどんな鳥なのか見てみましょう。
日本人がよく知っている白と黒で頭のてっぺんが赤い鳥とクローサは同じなのか…
実はカンボジアのクローサとは「オオツル」という鶴を指していて、日本の鶴とは少し異なります。
カンボジアのクローサ(オオツル)がこちら。
なんだか鶴って感じがしませんね。
白と黒ではなくグレーです。
足も黒ではなくピンクで顔が赤い…
これを見て「あ!鶴だ!」と分かる日本人は少ないのではないでしょうか?
やっぱり日本人としては鶴と言ったらこの鶴ですよね!
カンボジアでクローサと呼ばれているこのオオツル、現在はカンボジアの水田の水の汚染などで生息域が狭くなっているようです。
カンボジア人の日々の生活でオオツルの数は減ってしまい、保護活動が行われているほど。
台風の名前にしたのにクローサがいなくなりました!
なんてシャレにならないので、クローサに住みやすい環境を作って欲しいですね。
クローサ(台風10号)とは、意味と由来まとめ
台風10号の名前はクローサで意味はカンボジアの鶴でした。
しかし日本人がよく知っている鶴とは少し見た目が違って、あまり馴染みのないオオツルという種類のつるのことでしたね。
そしてクローサは現在、カンボジアの環境汚染による数が減ってしまっています。
台風の名前にしたのになんだか切ないですね。
台風10号(クローサ)が日本に与える影響が少ないことを祈ります。