忠犬ハチ公のハチ公像の左耳が垂れてる理由にビックリ!
待ち合わせ場所として最もポピュラーなハチ公像。
渋谷駅に行ったことが無い人でもハチ公前が待ち合わせに使われていることはご存知と思います。
でも、知っていました?
ハチ公の耳って左耳だけ垂れているんです。
なぜハチ公の左耳が垂れているのか、その理由と実際の忠犬ハチ公の画像を比較して確かめてみましょう。
忠犬ハチ公の左耳が垂れてる理由
渋谷駅前の公園にある忠犬ハチ公をモデルにしたハチ公像。
これはハチという秋田犬が飼い主をむかえに毎日渋谷駅前で待っていて、飼い主が亡くなってからの10年間も毎日渋谷駅で待っていたという実話がもとになっています。
飼い主に従順な忠犬ハチ公に敬意を表して銅像が設置され、今では渋谷のシンボルになっていますね。
そんなハチ公像をよく見てみると、ハチ公の耳が垂れているのに気が付くはず。
ハチ公はタレ耳犬だったのかと思いきや、垂れているのは左の耳だけ。
右耳はピンと立っています。
また、ハチ公は亡くなった後にはく製として保存されていますが、そのハチ公の耳は両耳とも垂れていないのです。
これは一体どういうことなのか。
実はハチ公はもともと、両耳ともピンと立っていました。
つまり生まれつき左耳が垂れていたのではなく、何かがきっかけで耳が垂れてしまったということ。
ハチ公の左耳が垂れている理由、それは野犬に噛まれたことでした。
飼い主が亡くなった後に毎日渋谷駅で待っていたハチ公。
そんなハチは何度も野犬に襲われていてある時、左耳を噛まれて垂れるようになってしまったのです。
幸いにも近くで屋台をやっていた男性に助けられて事なきを得ていますが、助けられていなかったらハチ公は有名になる前に死んでしまっていたかもしれません。
これが野犬に耳を噛まれて垂れるようになったハチ公の画像です。
たしかにハチ公像のように左耳が垂れていますね。
ハチ公のはく製の耳が垂れていないのは、そこまで忠実に再現しなかっただけのようです。
ちなみに、ハチ公って最初から可愛がられていたと思っている人が多いようですが、初めは嫌われていました。
なぜなら渋谷駅を通る人たちはハチ公が亡くなった主人を待ち続けているとは知らず、汚れた邪魔な犬がいる程度にしか思っていなかったからです。
それを見た日本犬保護会会長が、新聞に忠犬ハチ公の物語を寄稿たことでハチのストーリーが大勢の人に知られるきっかけとなったのです。
ハチ公の物語を知らないと「汚れた野良犬がいつも駅で座っている」で終わっているところでした。
それからは忠犬ハチ公は従順な犬として日本人に愛され、ハリウッドで映画化されるまでになったのです。
忠犬ハチ公の左耳が垂れてる理由まとめ
忠犬ハチ公の左耳が垂れている理由はわかりましたか?
ハチ公が野犬に襲われ、噛み付かれたために左耳が垂れたというエピソード、ぜひハチ公前に待ち合わせする時のネタにしてみてください。
ハチ公像の左耳が垂れていることに特に意味はないと思っていたのですが、これを知ってハチ公像を見ると今までと少し見方が変わるかもしれませんね。
なんだかハチ公前で待ち合わせしたくなる、そんなネタでした。