福原愛のダブルスペア、若宮三紗子(わかみやみさこ)が難病で引退していた!
卓球の若宮三紗子さんが難病・全身性エリテマトーデスを理由に現役を引退していました。
若宮三紗さんの現在や福原愛さんとのエピソードについてまとめました。
若宮三紗子の引退理由
福原愛さんとダブルスでペアを組んでいた若宮三紗子さんは2018年に現役を引退しています。
引退した時の年齢は28歳の時。
引退は特別早くも遅くもないのですが、実は若宮三紗子さんは引退するまに普通では考えられないほどの苦労をしてきました。
若宮三紗子さんの引退理由。
ではさっそく見ていきましょう。
若宮三紗子は引退理由は難病
実は若宮三紗子さんは2012年に引退してもおかしくなかったのです。
その理由は難病。
若宮三紗子さんが罹った難病とは全身性エリテマトーデスという病気。
この難病は全身に炎症が起きて黙っていたも痛み、当然スポーツなどできない病気。
関節や筋肉、皮膚などに炎症が起き高熱を伴うこともあります。
しかも、完治することはなく進行性の病気なので今後体はどんどん動かせなくなり、卓球を続けることは不可能。
それが日本のトップや世界で戦う選手であればなおさらです。
しかし若宮三紗子さんは2018年に引退するまでの約6年間にわたって現役を続け、難病がわかった翌年の2013年の全日本選手権女子ダブルスで優勝!
しかも若宮三紗子さんはこのとき大会4連覇を達成していたのです。
さらに翌年の2014年には同じ大会でベスト8、混合でベスト4、シングルでもベスト4入りを果たしているのです。
まだまだ!
2014年の荻村杯では福原愛さんとペアを組んだダブルスで優勝!
2015年には福原愛さんが腰痛で女子ダブルスを欠場していますが、ダブルスの混合では松平賢二さんとペアを組み準優勝。
難病を思わせない活躍をします。
しかし、このときすでに体はボロボロで2時間以上体を動かせない状態。
3分練習をしたら5分間休むという毎日を繰り返し、ラケットが持てないほどの手の痛みに耐えながら卓球を続けていたのです。
そして2017年に全身性エリテマトーデスであること公表し2018年に引退を表明しています。
難病で体を動かすのが辛いはずなのに、日本のトップで戦い続けるなんて、ありえない記録です。
若宮三紗子の現在の姿は?
若宮三紗子さんは現在BOSSAに所属して卓球の解説をしています。
体を動かすことは難しいので、得意の選手の研究をして解説にいかしているんですね。
また、卓球のコーチとしても活躍中で個人レッスンから団体レッスンまで受けているそうです。
若宮三紗子(卓球)のプロフィール
若宮三紗子(わかみやみさこ)
・出身地 香川県多度津町
・世界ランキング 最高24位
・得意技 ライジングショット