全日本選手権で14歳で優勝し、オリンピックでの活躍も期待されていた天才体操少女が18歳で引退し表舞台から姿を消していました。
その天才少女の名前は大畠佑紀(おおはたゆうき)さん。
怪我などしていたわけではないのになぜ大畠佑紀さんは引退してしまった理由を調べてみました!
大畠佑紀のプロフィール
大畠佑紀(おおはたゆうき)
・出身地 埼玉県
・出身校 筑波大学
・血液型 A型
・好きな食べ物 寿司
3歳から体操を始めた大畠佑紀さんはメキメキと実力をつけ、小学生で大人でも難しい演技を披露するまでになりました。
大会で大人顔負けの演技を披露したことが注目され、なんと小学6年生で日本代表の合宿にも参加しました。
大畠佑紀は14歳で体操日本一の天才!
大畠佑紀さんはアトランタオリンピックの出場者や日本中の実力者たちが一同に集う全日本選手権で14歳で優勝しました!
オリンピック経験者を差し置いてゆかと跳馬で最高得点を叩き出し、見事個人総合優勝を果たしました。
大畠佑紀は見事14歳で日本一に輝いた
当然のことながら、オリンピックへ出場してメダルを獲得することを期待されていました。
全日本選手権の時には、オリンピック経験者や年上の選手が緊張の面持ちの中、大畠佑紀さんだけは体操を心から楽しんでいることがわかるような弾けるような笑顔でした。
怪我をしたわけでもないのになぜ大畠佑紀さんは体操をやめて、18歳で引退してしまったのでしょうか。
大畠佑紀が18歳で引退し消えた理由が衝撃!
大畠佑紀さんが18歳で引退し表舞台から姿を消した理由を調べてみると、天才ならではのある悩みが隠されていました。
中学3年生で日本一に輝いてから、わずか1年後にはなぜか大会で成績を出せなくなってしまっていました。
当時のことを振り返って大畠佑紀さんはこのように語っています。
チャンピオンという肩書きにプレッシャーを感じてしまうと、一度の優勝以降は個人戦で思うような成績が出せず。指導者との方針の違いに悩み、モチベーションが下がってもいたこともあって高校卒業と同時に引退。オリンピックに出場したいという夢は叶いませんでした。
「それまでは楽しく体操をしていたら結果が後からついてきたという感じだった。当時は楽しくなかったんだと思います。」
その理由は周りからの過剰な期待によって、それまで純粋に楽しんでいた体操から勝つための体操になったことが原因で体操から逃げ、そのまま引退してしまったのでした。
引退する直前の頃には、自分が勝ちたいために他の選手の失敗を願うようになっていました。
大畠佑紀さんからはすっかり笑顔が消え、14歳の頃のような演技はできなくなっていました。
大畠佑紀は14歳で体操日本一の天才!18歳で引退し消えた理由まとめ!
大畠佑紀さんが14歳で日本一に輝いた後、突如18歳で引退し表舞台から姿を消してしまった理由を調査しました!
14歳で日本一に輝いて日本体操界を担う存在として急激に注目を集めたことで、体操を純粋に楽しむ気持ちを捨てるしかなくなってしまいました。
大畠佑紀さんの中で、体操は楽しいものから勝たなければならないものに変わってしまったのです。
そのせいで大畠佑紀さんは怪我もしていないのに、18歳の若さで体操を逃げるように引退していきました。
14歳の若さで日本一になってしまったことが引き金になり、体操を楽しむことができなくなってしまいました。
今はシンガポールでモバイルマーケティングの会社を立ち上げ、仕事の合間には笑顔で子供達に体操を教えています。
あの頃の楽しそうな笑顔が輝いています!