ジャニーズの期間限定ユニット「TWENTY★TWENTY」、通称トニトニのメンバーが発表されました。
総勢76名という大型ユニットとなり話題となりましたが、ジャニーズJr.(ジュニア)ファンからは驚きの声があがっています。
それもそのはず、当初このトニトニというグループはJr.から構成されるはずのユニットだったからです。
しかしトニトニのメンバーを見てみるとジュニアが全然いません。
しかも「Twenty Twenty(20 + 20)=40人」で構成されると言われていたのに76人。
一体なぜトニトニはジュニア(Jr.)主体の予定を変更してデビュー組から選抜されたのか、ジュニアがいない理由を考察しました。
トニトニにジュニアがいない理由はなぜ?
ジャニーズJr.ファンから期待されていたトニトニにジュニアがいない理由は世界中に大きな打撃を与えている感染性の影響と考えられます。
元々トニトニは前社長の故・ジャニー喜多川さんが計画していたもので、2020年にジュニアから40人を華々しくデビューさせる予定でした。
この年は東京オリンピックも開催予定だったのでトニトニを世界に広めるチャンスでしたし、TWENTY★TWENTYというユニット名からも2020年にトニトニを結成する必要があったのです。
しかし、疫病の感染拡大により2020年開催予定だった東京オリンピックの延期が決定。
売り込む最大のきっかけを失った上に、ジャニーズ事務所的にもこのタイミングでジュニアからトニトニを結成・デビューさせるのは困難なように思います。
- テレビなどのメディアでの宣伝がしにくい
- 40人という大勢を一ヶ所に集めることができない
- デビューまでの準備が出来ない
自粛が呼びかけられている時に「華々しくデビュー」なんてできるはずもありません。
また、2020年は世界的にも悲惨で大変な年となってしまっています。
2020年を象徴するアイドルグループになるはずでしたが、デビューするジュニアにとっても「TWENTY★TWENTY」という名前はあまり縁起の良い名前ではないような気がします。
以上の理由からジュニアから40人をトニトニでデビューさせる計画を中止し、デビュー組の人気グループで結成したと考えられます。
では、なぜデビュー組がわざわざトニトニの名前をつけてまで大型ユニットを結成する必要があったのか。
ジャニーズ事務所は阪神淡路大震災の時にTOKIO、V6、KinKi Kidsの3グループで「J―FRIENDS」というユニットを結成し、9億円を超える寄付をしています。
現在の世情を考慮して支援できる方法を模索した結果、トニトニという明らかに2020年感が強い名前で2020年を少しでも明るく、そして日本のためにできることを考えて今回の形になったのでしょう。
トニトニをジュニア主体にしなかったのは滝沢秀明?
仕方のない理由があるとは言えデビューできなかったジュニアがかわいそうだと、一部では前社長の故・ジャニー喜多川さんが考えていたトニトニのジュニア主体案を壊したとして滝沢秀明さんを批判する声もあります。
なんでデビュー組に変わったん?
Jrは別でやるの?滝沢謎すぎて pic.twitter.com/zm1BVGSX6C— もえ (@kanbotu_ryuse) 2020年5月13日
しかし、実はこの決定は滝沢秀明さんでなく現社長のジュリーさんによるものだったことが判明しました。
今、みなさんこぞって副社長のことを叩いていますが、このプロジェクトの製作総指揮は現社長のジュリーさんです。滝沢さんは事務所幹部から代表として文を出していますよ。そして、滝沢さんがコメントしている内容しっかり読みましたか?役回りは変わりましたがと言っています。#トニトニ pic.twitter.com/7TbB8yaBud
— 🚸 (@stt_gchi) 2020年5月13日
滝沢秀明さんはジュニアのプロデュースをしているのでトニトニについても滝沢秀明さんが決定したかと思われていたのですが、そうではなかったようです。
事務所としては2020年にデビューさせることを考えるとジュニア主体で構成する事が困難であったことも事実です。新しいグループをデビューさせるタイミングではなく、日本のファンを元気づけるために国民に認知され人気のあるメンバーでトニトニを結成した方が良いというジュリー社長の判断だったようです。
非難の的となった滝沢秀明さんですが、ジュニア人気をけん引した第一人者でジュニアを盛り上げたいという思いが人一倍強いことで知られています。
今回のトニトニの件に関しては滝沢秀明さんにとっても納得のいかない決定だったのかもしれません。
ファンも社会貢献のために結成することについては全く反対していませんが、そこにトニトニの名前を使ったことを悲しんでいるようです。
2020年だからというのは理解できますが、トニトニでデビューするはずだったジュニアを思うと他のユニット名で良かった気がしますね。
【2020年は過ぎてしまったけど、トニトニがついにデビュー】というのも話題性があってよかったと思いますが、幻となりました。
トニトニにジュニア(Jr.)がいない理由まとめ
本来ジュニアで編成されるはずだった「TWENTY★TWENTY(トニトニ)」のメンバーにジュニアがいない理由は以下の通りと考察しました。
- ジュニアが2020年にデビューするのは困難だった
- 日本を元気づけるためにユニットを結成する必要があった
- 「2020年」から名付けられた「TWENTY★TWENTY(トニトニ)」がぴったりだった
納得のいかないファンも大勢いるようですが、今回デビューできなかったジュニアが近いうちにデビューできることを期待しましょう。
そしてジャニー喜多川さんが構想していた「トニトニ」の名前が付けられたので、メンバーには社会貢献を全力で頑張ってもらいたいですね。